こんにちは、あきづき佐保です。
死霊館ユニバース7作目の映画「死霊館 悪魔のせいなら、無罪」を観てきました。このシリーズはとても面白くて登場人物も魅力的です。ホラーが好きな人ならぜひ観ていただきたい作品のひとつです。「死霊館」の出来事は実話で、登場人物の心霊研究家のウォーレン夫妻も実在します。「アナベル人形」も実際に存在する人形なので、ぜひとも現実にあった恐怖を映画で体験してみてください。
本作はホラーでありながら、ミステリー要素や愛が詰まった作品。
本作はホラー要素だけでなく、ミステリー要素や力強く描かれた物語も魅力のひとつです。
前作までの「呪われた家」から飛び出した新しい物語は、死霊館ユニバースの雰囲気を残しつつも、今までのシリーズと違ったものになっています。また、死霊館の産みの親であるジェームズ・ワン氏からバトンを渡されたマイケル・チャベス監督によって、今までと同じく実話を起点しつつ、人間関係をドラマチックかつ物語はシンプルに構成されています。霊能者や超能力者が警察の捜査に協力していた1980年代を背景に、ウォーレン夫妻が悪魔のせいで起こった殺人事件の調査に乗り出します。
心霊研究家ウォーレン夫妻は実在の人物!今作は実際の殺人事件を基に製作されたホラー映画だった。
本作の主人公である心霊研究家のウォーレン夫妻は実在の人物で、夫のエドはカトリック教会が唯一公認した非聖職者の心霊研究家であり、透視や霊視能力を持つ妻のロレインは警察の捜査に数多く協力してきた人物です。作中の夫妻は魅力的ですが、実際のロレインさんもとても魅力的で素敵な女性です。
「悪魔のせいなら、無罪」は、1981年のアメリカ司法史上初めて悪魔の憑依が殺人の理由とされた「アーニー・ジョンソン事件」の実話に基づいた作品です。
1981年、家主を22度刺して殺害した青年は、悪魔に取り憑かれていたことを理由に「無罪」を主張した。被告人の供述は一貫して「ぜんぶ、悪魔のせい。」法廷に神が存在するなら、悪魔も存在するというのだ。
殺したのは、人か?それとも…!?姿なき存在を証明するため、心霊研究家ウォ―レン夫妻が立ち上がる。被告人を救うため、手掛かりをもとに、警察に協力し捜査を進めるウォーレン夫妻だったが、とてつもなく邪悪な〈何か〉に極限まで追い詰められていく。「その存在」をどうやって証明するのか?アメリカ史上初、前代未聞。〈すべて実話〉の殺人事件。衝撃の真相がついに明らかになる――(公式原文のまま)
公式HP
おすすめポイント。
正直、最初から怖かったです…。
序盤から始まった激しい悪魔祓いや、「ドンドンドン」と鳴り響く正体不明のドアを叩く音。死霊館シリーズお得意のジャンプスケア(音で驚かす手法)は、映画館で観るとより臨場感を増します。 驚かせる場面では「来るぞ…」と身構えていても、毎回そのタイミングをずらさてしまうので、毎回驚きで体が跳ね上がります。いい意味で期待を裏切らない作品です。
悪魔が人間の世界に交わる物語は複雑になりがちですが、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪」は、よりシンプルに構成されています。本作は死霊館シリーズ7作目になりますが、それぞれが独立して趣向の違う作品ですので、初めての人でも楽しんで観ていただけるのではないでしょうか。
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